ゆるりとフルナ

我犬フルナと共に過ごし、老犬介護について記す為に始めたブログ。その後保護犬の一時預かりを経て、2代目シャルとの生活が始まりました。

びっくり。

シャルはどうやら驚くのが好きなのかもしれないと最近思い始めた。
うちに来たばかりの頃、シャルが散歩中にフガフガ匂いを嗅いでる最中、急にびっくりして飛び上がる度に私もびっくりして飛び退いてた。キツネみたいに真上にぴょん!と飛び上がるもんで。
しかも大概が驚く対象が特にない。多分草が当たったとか風で動いたとか。

次第にシャルはびっくり星人なのだと飼い主が理解し始める。
そして最近はそれを愉しんでいるのではないかと思い始める。


風の強い日、田圃に水が入った日、突然田んぼに降りていこうとするので引き止めたら風で立つさざ波にびっくりしていた模様。
おっと!なんじゃこりゃー!を延々やってるのを見ながら愉しんでるなと思った。
(動画、風の音大きいので注意です)


shalu

この前も田圃土手でクンクン嗅ぎ中に過去最高レベルで真上に飛び上がった。目視では1M近くは飛んだような?
そのまま田圃に落ちるんじゃないかと飼い主は思わずリードを引っ張り、シャルは旋回しながら戻ってきた。脳内ではまるでスローモーション。
たまたま居合わせたシャルのお友達の柴のはなちゃんが「どーしました!えまーじぇんしーですか!!」と駆け寄ってくる表情も相まって、友達とその後爆笑が止まらなかった。

びっくり好きのシャルさん。
面白い。

 

留守番、その後。

シャルの留守番練習。冷凍コングで1時間は大体okになってきた。
でも冷凍でない普通のコングをあげて20分程度で戻ってきたら玄関で泣いていたりするのでどうしたものかなあと。

で、最近やっていなかった「普通に出掛けるフリをして鍵をかけて直ぐに戻る」を繰り返す練習も昨日から再開。以前は秒単位で戻っていたが分単位で開始。
時間を延ばしながら何回か繰り返して、6分で戻った時はなんと2階から降りてきたのでびっくりするやら嬉しいやら。
家で仕事中、CDやラジオをかけ始めるとシャルは2階に駆け上がって行くことが多い。
飼い主の想像では「音楽がなってるとあの人あそこで仕事中。だから安心して居心地のいいベッドで寝てこようっと♪」みたいな感じに見える。
昨日の練習もそのままCDをかけっぱなしにして出たから感覚的に2階に行っていたのかな~とも思う。

今日もコング無しで出掛けるフリ練習。
近所をウォーキングがてら時計を見ながら合間で家の前を通って、聞き耳を立て、泣いてなかったらまた歩くを繰り返して今日は30分間。
家に戻った時は玄関にいたけれど泣いていないし、そこらの何かを齧っていた様子も無し。そこそこ落ち着いてもいる様子。

コングは冷凍レシピでも大体20分位で食べ終わってる。
犬は留守番の最初の何十分間が一番不安だからその時間を紛らわせられたらいいという話を読んだけれど、シャルの場合[コングに夢中]→[食べ終わる]→[飼い主いない]→[食べ終わっちゃったつまんなさも相まってちょっと不安になってきた]という流れもあったりするのかな?分からないけれど。
しばらく出掛けるフリ練習も続けてみよう。
留守番せさられない為ここ1年半は私も運動不足だし一石二鳥。

留守番で泣かせてしまう事や、他犬へガウってしまう事や、失敗の経験を兎に角回避する事を心掛けてきて、それのいい面が実際あると感じている。急がば回れ的な感じで。
でも留守番に関してはもう以前のパニックな感じは無くなったので、自分が失敗経験の回避にとらわれ過ぎないようにしたいなとも思う。

 

今日は仕事中&出掛けるフリ練習も鈴木亜紀ちゃんのCD[Blue Black]をかけていた。
島にいた頃ライブで聴いて好きになった方。その時「こいのぼり」の歌詞がすーっと入ってきて、ライブ後の物販で悩んだ挙句にこのCDを選んだのだった。
石垣はある意味音楽環境が贅沢で、内地に戻ってからの方がLiveに行けていないという不思議な状況。
東京遠くて、ついね。

命日

暖かだった今日、フルナの命日。3年経ちました。

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1年目の命日にリビーと朝散歩をしていたらテントウムシと出会って。フルナの荼毘の日に一緒にいてくれたテントウムシだったから、ちょっと驚いたけれどとても嬉しくて。
2年目、3年目の今日、シャルとの散歩中には現れませんでした。
どうしてますか~フルナ。

 

先日前のフォトフォルダをみていて、沢山あるフルナとの写真の中でもその瞬間をあっさりと思い出すことが出来るお気に入りの写真。

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休日の夕暮れ頃、私は床に座ってフルナは横になって、景色が変わっていくのをよくこうしてずっと眺めてた。気づけば暗くなっていて、でも部屋の電気をつけるのが嫌だったなあ。眩しくて現実的だから。(ご飯食べたいから結局明るくしていたけど。)
島の夕方から夜への変化はとてもうつくしかった。

 

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いつも行っていた海で遊んだあとの「オヤツ!」
海で散歩したいというよりも、オヤツを食べに海に行きたいフルナサン。

シャルも負けず劣らずの食いしん坊だけれど。
でも一昨日と昨日また少し嘔吐があって様子が気になりましたが今日復活してくれた。
元気でいてね。
食いしん坊バンザイだよ。

 

レバーケーキ

明日9日は長く共に居た人の命日。
互いの元同僚から今夜数年ぶりに連絡があったので「命日だからだよね」と聞いたら、いや、たまたま元気かなと思ってメールしたのだと。

ただそれだけなんだけど。人とのつながりって不思議だな~と思う。

 

シャル大好物のレバーケーキをつくった。
クリッカートレーニングの記事でレバーケーキなる存在を知って、試しに作ってみたらテンションが確実に違う。
そんなに好きならばと、後にフードプロセッサーを購入した。
最初に作った時はハンドミキサーでレバーを解体(混ぜ)したので周りに飛び散って作りながら少々具合が悪くなった為。レバーを浴びながら金輪際つくらないと心に誓った為。
フープロがあれば気軽に作れる♪と購入したのにかなり久々のレバーケーキ

200Gのレバーで結構大量に出来上がる。
近々食べそうな量は冷蔵庫へ、残りは冷凍庫へ。

 

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作ってる最中から待ち遠しいシャルさん。

 

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ハヤククダサイ。

 

久し振りのお出掛け。

ここ数ヶ月シャルをお出掛けに連れて行っていなかったので、冷たい風がやわらいだ昨日、車で20分程の大好きな場所へ。

普段の散歩コースとは違う匂いをたくさん嗅いで、ゆっくり歩いて、途中休憩で大好きな林檎をシャクシャク食べる。

 

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リンゴちゃん、ハヨチョーダイ♪

 

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林檎は歯磨きの後のご褒美として殆ど毎日あげてるけれど、飽きてる感じもなく変わらぬ大好物。

 

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視界が開けた所でこんな青い空!何だか久し振りに目線を上げた気がした。
そういうお年頃なのか?ちょっと長いトンネルに入りっぱなしでずっと地面を見ている気分。
目線をあげたら木々の枝がきれいで、雲が流れてる。
いつもと違う自然の中で歩くのは、シャルにもだけど私にも必要なことだな。

 

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何気なく歩いてる姿。犬っていいな、と思う。

 

太れ~

シャルの具合が悪かった時、獣医さんで最初に看護師さんが先生に「体重◯.◯キロです」と報告していて、その時はシャルに気を取られていて気付かなかったけれど、病室で一人注射の準備待ちをしている時に「ん?」と。「いま7キロって言った?」

量り直したら7.7キロ。。。痩せ過ぎです。
一晩でこんなに落ちるもんか。
寒さのせいかまた落ちてきていた体重が、やっと少し増えてきたのにな。

体調胃腸ともに完全復活してからは太るように量を調整。
昨日朝のシャル飯は牛挽きのチャーハンにした。
調理してるうちからその油の多さにやはり牛なのか?と思う。痩せてる犬には牛脂をあげてもいいという記事を読んだけれど、流石にちょっと抵抗があって。
価格的に牛がメニューにあげる事はどうしても少なくなるけど、動物性油脂の多さを考えると登場を増やした方がいいのかも。特に冬の間は。

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牛挽き・インゲン・キャベツ・発芽させた玄米(黒米を少し入れて炊いた)を炒めて大根おろしを生でトッピング。

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好きなチャーハンだからっていうのもあるけど、牛の匂いで更にワクワクで出来待ちのシャルさん。

今朝のシャル飯も牛挽きでおじやにしました。

大きくなれよ~。

 

シャルさん復活。

シャルの具合が悪くなった。

ちょうど週1の同伴出勤の日の午後、お店で急に嘔吐して1時間後には下痢も始まって次第に水のような下痢になって。
閉店後家に帰っても落ち着かず大体3時間おきの下痢と、もっと間隔の短い嘔吐が続く。胃の中は空っぽなので黄色の液を絞り出すような音とともに出すのが苦しそうで、夜中には血便も始まった。

出来るのは暖かくして、背骨にそってマッサージする事くらい。

脱水が気になってきたので犬用ポカリをつくってひと匙差し出したら自分から飲んだけれど30分後にはやはり嘔吐&下痢になるからその後は水分を与えるのを止めた。
嘔吐下痢のダブルだと水分が悩ましい。。

そんなこんなで朝を迎えたので9時過ぎに獣医さんへ。
ありがたい事に熱がないので、取り敢えず輸液と抗菌剤と下痢止めの注射をして貰って、今後嘔吐が止まれば飲み薬でいってみましょうとの事だった。症状が続くようなら病気の可能性もあるから血液検査した方がいいとの事。
家に戻って祈る気持ちで見守っていたら、その後1度軽い下痢と少しの嘔吐はあったけど久し振りに落ち着いた様子で眠り始めたその表情に少し安堵。

夕方になってご飯を用意していたら起き出してきて台所の扉の前で催促の声が聞こえたので更にホッと。消化の良さそうなおじやにした。
鶏胸をミンチ状にしてキャベツも細かく刻んで、通常の半量の発芽玄米を煮込む。いつもはそのまま与える大根おろしも火を通して、リンゴのすり下ろしをのっけてハイどうぞ。

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右下のは下痢止めのお薬。

パクパク食べてお皿もきれいになめて普通にご馳走様。
それから飼い主は時計とにらめっこ。1時間経ち、2時間経ち、3時間。。吐かない!下痢も止まった。

翌朝には散歩だ散歩♪と部屋をルンルンで歩きすっかり元気になった。
でも1日半、辛い時間だったね~シャル。

結局原因が分からない。
獣医さんは「拾い食いやいつもと変わったことしましたか?」と言われていたけど、全くと言っていい位に思い当たるふしがなく。
でも何か原因がある筈だから、ごめんね。

 

先月父の看取りをして、シャルの具合が悪くなったのがちょうど月命日だった。

亡くなる前は家族と共に病院に1週間詰めていたので、シャルは友人のお宅とペットホテルにお願いしていました。友人宅には猫さんもいるので、散歩時猫を見つけると大興奮のシャルが追っかけたりしないか心配だったけど結構大丈夫だったようで。
ペットホテルでも私がいる間はすごく泣いていたので、後ろ髪引かれる思いを断ち切る様に立ち去って数時間後、「みんな(他のワンコたち)にご挨拶してから落ち着いて過ごしています♪」とのご報告と写真が届いて、どひゃ~と肩のチカラが抜けたのでした。
預かってくれた友人宅では、まるで家のコのようにニコニコ顔で幸せに過ごさせて貰って、友人曰く「適応力が高いと思う」と。
本当に。飼い主としてはちょっと意外なくらいだった。

安心してシャルを預けられたので家族の事に集中できる。
心配症の自分にとっては本当に有り難いことだった。

ちなみにペットホテルは酒々井のLuanaさん。シャルは以前にも爪切りでお邪魔してた。ケージインのホテルではなくてフリーか個室、夜もスタッフがいてくれるのでまだ分離不安のシャルとしてはありがたいです。

共に暮らしてまだ1年ちょっと。知らない面もまだまだあるなあと思う。

 

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復活した朝。散歩に行こうとはしゃぐ犬。

 

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治りました♪