ゆるりとフルナ

我犬フルナと共に過ごし、老犬介護について記す為に始めたブログ。その後保護犬の一時預かりを経て、2代目シャルとの生活が始まりました。

比類なさ

ルルちゃん(aka Ivy)の里親様からのご報告を見て、家族としての幸せそうな様子ににやにやしてる預り主です。動物も人も、愛情や思いやりが行き交っている様子は幸せな気分を分けて貰える。ありがたいコトです。

実際に保護犬の預かりをしてから変わった思いがあります。
Ivyが家に来る前は「保護犬」のイメージに強く捉われていたような。かわいそうだとか大丈夫かしらとか、ある意味色眼鏡でイメージしていた。
でも彼女が家に来てメキメキと個性を見せ始めると、シンプルにIvyという個の存在なのだと云う視点になった。保護犬として気を付ける部分はあったけれど、何よりも彼女自身の比類のなさでした(こうして文字にすると当たり前の話なのですけどね。保護犬としての前に彼女そのものだって)。
そしてそれは今センターの檻の中にいる沢山の犬たちもまったく同じで、其々に比類のなさを持っている。家庭犬としても充分な「うつくしくて、できた犬」たちが、毎週殺処分され、パルボ発症したりしている。
Ivyのかわいらしさとその後の幸せな日々を知って尚更、その現実に焦りや混乱も感じました。

先代犬との出来事や愛情、謝罪の気持ちも絡み合いながら、犬の素晴らしさをこの1年間で目からウロコの如く知れたし、何より単純に犬が好き過ぎるようで。笑
彼らと関われる事は贅沢な事で、彼らから教えてもらった事が沢山。

現在次の保護犬をお願い中です。
彼女が健康なまま、無事にセンターを出れるよう見守り中。