ゆるりとフルナ

我犬フルナと共に過ごし、老犬介護について記す為に始めたブログ。その後保護犬の一時預かりを経て、2代目シャルとの生活が始まりました。

シャル

10月、譲渡会の見学にとはじめて「ちばわん」さんの里親会に行って、そこで出会ったシャルさん。
後ろを向いていた彼女に「シャル!」と呼びかけた時、パッと振り返った時の眼差しにドキッとして、預りボラの方と一緒にお散歩にいってみたら更に。感覚的にだけど共に暮らす現実味をすごく感じたコだった。

過去の経験上、分離不安による破壊行動がある事と、散歩時に引っ張りが強い事を預かり様から伺って、でも迷いはなくトライアル開始。

引っ張りは次第に直るだろうから、少し心配だったのはお留守番が出来るようになるまでの過程と、車酔いがあるという事。車酔いは体の事なので訓練でもダメなものはダメだろうからなあと思って。
彼女が来て1カ月半弱。引っ張りは6~7割程なくなってきて、心配だった車酔いは「オヤツドライブ」と称して車で数分の公園へ行きオヤツを食べるという、車にいいイメージを持ってもらう事を何度かしたら最初はブルブルカクカク震えてたのが外を見る余裕も出て来た。ロングドライブはまだしていないけど今の所まだ1度も吐いてない。わんこと共に海とか、公園とか、一緒に自然の中に行きたい私としては車酔いあっさり克服は嬉しい誤算でした。

お留守番はこの間15分位外に出たら玄関のブラインドをひっ掻き続けた跡が。。それから家に来た当初と比べると大分落ち着いてきたストーカー行動がまた少し戻ってしまったのでまだまだ不安が強いみたい。来月辺りから数分単位で初めてみようかな。
頭のいいコなのでぼちぼち焦らずいこうかと。

 

f:id:furuna:20151227095521j:plain

f:id:furuna:20151227095110j:plain

好奇心が強くて観察がだいすき。鳥が飛んでると空を見上げてずっと目で追いかけてる。
とにかく人が大好きで甘えん坊で、預かり様曰く愛情を込めた表現で云うところの「重たい愛」のシャルさん。私も犬に重たいのでバランス取れてますね。

トライアル開始の日、シャルを家に届けて預り様が帰られる時「シャルをお願いします」と深々とずっと頭を下げられて。言葉の端々にもシャルが今までどんな風に思いやりと愛情の中で過ごしてきたのかが伝わってきました。その思いを引き継げる事にありがたい思いと身の引き締まる思いを感じます。

それぞれ状況はあるだろうけど、保護犬たちはきっとみんなレスキューから仮家生活で多くの人達の思いやりの中で過ごしてきてる。犬たちそれぞれの魅力にそういう人々の思いが上乗せされて、どの子も特別なこ達だと感じるのです。

f:id:furuna:20151227095108j:plain
2歳女子 シャル

これから日々を共に暮らしていきながら、お互いで通じるニュアンスや仕草とか、生活をつくりあげていくパートナーさん。

どーぞ、よろしくね。