ゆるりとフルナ

我犬フルナと共に過ごし、老犬介護について記す為に始めたブログ。その後保護犬の一時預かりを経て、2代目シャルとの生活が始まりました。

距離感

仕事の展示会会期中。
シャルも同伴出勤で奥の部屋で一人静かにしていられる時もあれば、象鳴きが出てしまうこともある。

昨日、情けないような、ため息が出る気持ちになっていた時、島友人で今年内地に戻った友人からメールが鳴った。今ギャラリーに向かってるよ~と。
彼女とはいつぶりの再会だったか?
シャルも会った事があって、吠えずに出迎えられた。

いつものようにハグして、互いに変わらないね~と確認し合う。
その後家に一緒に帰って今夜中に彼女が神奈川に帰れる時間までゆんたくし続けた。

島を出た後の諸々の気持ち。焦りとか踏ん張りとか寂しさとか諸々。

島の人間関係の距離感と本土との違いは私も戻った当初相当痛感して、何度か「あー、いま失敗した」と感じてからは自然とこちらから多く距離を持つようになった。失礼のないようにといったスタンスで、無難な線での距離感。
一時は友人を居場所をつくろうと頑張っていたけれど中々うまく繋がらず、その内にフルナの介護、シャルが来てからは留守番の事もあって外に出ていかない自分というのが当たり前になって、次第に求める事も無くなってしまった。
元々家にいるのが好きな方ではあったけど、人と出会ったり、好奇心で外に出ていくのが好きだったのに、同じ生活を続けているとまあいいかと当たり前になってしまうものなのだなと。こわいね。

このまま外の世界との繋がりが希薄な日々が続くのか、転機があってまた外に出ていくのか、この先住む場所すら分からないけど、居場所を求めてそれが上手く行かなかったら「ここじゃない」と動くのはイヤなスパイラルに入りそうで嫌だな。
ただ単純に、「ここに来ると気持ちが元気になれる」っていう自然が側にある場で暮らしたい。


友人と数時間共に過ごした時間で、嫌な気持ちからかなり距離を取れた。
こんな自分でもまあアリかねって感じられるからなんだろうな、友人って有り難い。

さて。仕事ばかりでジャングルと化した庭の草刈りをしてきます。
苦手な蝉がこちらに飛んできませんように。

 

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シャルは相変わらず「トム」がお気入り。
かなりボロボロになってきたので中の綿が見えてるけれど、愛するトムの中身を出さないように上手い事カジカジする優しきシャルさん。

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鼻の穴が大きな所がチャームポイント:-)