ゆるりとフルナ

我犬フルナと共に過ごし、老犬介護について記す為に始めたブログ。その後保護犬の一時預かりを経て、2代目シャルとの生活が始まりました。

続・食欲減退

まだ食欲が戻らない。

昨日の朝は食事をほとんど口にせず、

ようやく食べるモノで食い付きのいい順位は1位チーズ、2位卵ボーロ、3位アイス。

チーズとボーロ以外の今まで好きだったものはことごとく口をむぎゅっと閉めて、そっぽをむかれてしまう。

日中もちょっと大人しい位で起きて歩きたがるし吠えもするし、ただ食欲が無い感じ。

 

年齢と共に、食べてもかりんかりんに痩せてしまって栄養のストックが無いだろうから、何か少量でも栄養価が高くて食べそうなモノを。。と思って、夜は母に頼んで鳥レバーを買って来てもらいました。

同じ素材でも煮る→焼く→揚げるの順番で食べる可能性が高くなる、とどこかのサイトで読んだので(心配な材料が増える毎に検索してる気がする)、エキストラココナッツオイルでレバを焼いてみた。ら!食べたー!!

パクパクと美味しそうに食べました。

あげたら全部食べそうだったけれど吐くと怖いと思って、半分の計100g位は食べたかな。

 

今朝も残りのレバーは躊躇なく口にしてくれました。

でもそれ以外はチーズ、ボーロを抜いて全て失敗。思いつくもの思いつくやり方で、あげてみては却下の繰り返し。予想がつかない。まるで実験みたい。

食に苦労の無いフルナだったので、老犬は食欲が落ちて嗜好が変わると云うのは他犬事だと思っていた私が甘かった。

 

今日はもうレバーがなく何も食べてくれないので、夜は卵の黄身の半熟を横になってるフルナの口へ無理やり入れた状況。どうにか入れた後、水をスプーンで口元へ持って行くと、口が卵でモサモサするせいか大分飲んで流し込んだ感じだった。その後疲れた様子で寝てました。

うー。

介護していると「どこまでやるか」に頻繁に直面するのですね。

食にしたって「食べようとするまで待つ」から「強制給餌」「点滴」に至るまで様々な選択がある。

リハビリにしたってそう。飼い主それぞれ。

加えて正解はないのだから考えて、悩んで、手探りで。

 

私は(これは状況によるけれど)フルナがこの年齢になったら積極的な治療とか投薬とか、出来るだけ選択しない方向で、1番にフルナが苦しまない、怖くない事を優先しながら今後を選択していこうと今は考えているけれど、卵を無理に入れる事だって言ってしまえば100%私のエゴ。

かといって寝込んで養生をしているような様子ではないから、少しでも栄養を取らせながら待てば食欲が戻るかもしれないと、フルナが食べる何かを探す事は止められない。

ほんとうに、大概のコトがよく分からなくて悩ましい。

 

暖かかった日中、縁側でフルナを膝枕で寝させていたらウンチが出たので、片付ける一旦芝生の上に下ろし、戻ったら笑顔で寝てた。

石垣島にいた頃はバンナ岳という山にあるおおきな公園によく散歩に行って、芝生の上でゴロゴロ、休日海へ遊びに行けば砂浜でゴロゴロ。大地に直接寝るのは久し振りで、多分相当気持ちがよかろうとそのまま寝かせました。

いい加減冷えるでしょ~と思っても一向に起きる気配が無いので、結局抱っこで強制撤収されました。

明日は食べてくれるといいな。食べてね。

 

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花の香りと草の匂い。くーか、くーか。