ゆるりとフルナ

我犬フルナと共に過ごし、老犬介護について記す為に始めたブログ。その後保護犬の一時預かりを経て、2代目シャルとの生活が始まりました。

留守番練習再開

やらなきゃなあ~と思いながらぱったりと進めていなかった、お留守番練習。

かなり前の事、郵便局に急用があって、一か八かシャルを車に乗せて焦りながら用事を済ませてダッシュで戻ると、助手席にふつうに座って待っていた。「あ、そーなの?」と思って試しにコンビニに寄って店中から車内のシャルを観察してみたら、吠えてるのでもなく焦っているでもなく。多少周りを気にしつつもやっぱり普通に座ってる。
「え?シャルさん、そーなの!!」と驚いて、それ以来買い物も彼女を乗せて、お店が空いてそうな時間を狙って焦りながらも行けるようになった。ちなみに以前は週に1度位実家に預けて、まとめた用事を済ませていたから気持ち的にとても楽になった。
逃げ道を与えてくれてどうもありがとう!!という気持ちで、ついつい練習も疎かに。

先週から練習再開。
コングに林檎を入れてあげてから玄関に行ったらドアを閉める頃に走ってきた。でも何も言わず鍵を閉め外へ。しーん。。
5分程しても泣いてない。玄関ドアを開けると廊下に立っていて、一瞬私を確認するとダッシュでリビングへ戻ってコングに夢中。様子では居ない私が気になりながらもコングも気になる~と云う感じかな。
私が出掛ける不安と林檎の魅力がイコール位になってきた気がする。
地道に続けていればきっといつか「不安<美味しい魅力」になるでしょう。

分離不安を直していくのに1匹でいる事に慣れさせなきゃダメとか、一緒に寝てはダメとか、突き放す方法を目にする事があるけれど。そうではなくて犬の方で一緒にいたいならば一緒にいて(部屋間フリーな状態)、それを地味に続けて。そうして気付いたら安心感を持ってくれていたという方が、犬の気持ちや互いの関係性にはいいような感じがしました。
不安を持つ理由ってのがあるのだろうから。

分離不安に関して色々と調べてた頃にとてもしっくりきたのがこちらの記事だった

子供の頃、母親から一番口酸っぱく言われていた言葉が「他者の身になって考えよう」だったけど、相手が動物の場合もまったく同じですね。

シャルさんの留守番練習は続く。
1時間とか泣かずにお留守番出来るようになった時、感動して飼い主が泣きます。