ゆるりとフルナ

我犬フルナと共に過ごし、老犬介護について記す為に始めたブログ。その後保護犬の一時預かりを経て、2代目シャルとの生活が始まりました。

作業完了

留守番時の安心対策で玄関ドア両サイドのガラス面を補強した。
一応強化ガラスっぽくてワイヤーも入っているけれど、昔の物なのでシャルの衝撃の与え方によっては割れるんじゃないかと不安だった。お留守番練習に向けてようやく作業。
友人にアドバイスを貰い、アクリル板をガラスの内側に置いて、その両サイドと下部を木で押さえました。

こんな感じ。

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友人から「厚さ5mmあったら絶対に安心!」と言われていたのに、ホームセンターでその価格に負けて結局4mmΦのアクリルを購入。ドライバーでビスを横の桟に打ち込んで固定。外が見えない方が落ち着くと思って、ガラスとアクリルの間に布を下げて目隠しに。

 

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以前15分程出た時にドア横の柱をここまでガジガジしてしまい、血がついてた所。
この木のササクレが肉球に刺さったら。。とか想像するとまたゾワゾワなので、何かいいアイテムは無かろうかとホームセンターを歩き回ったけど見当たらず。
プラスチックの類もガジガジして食べるだろうし、でも金属は歯が痛くなるだろうしと想像する。実際、恐らく過去の環境でのガジガジで歯先がすり減ってるように見えるから、悩み所ではあるけどやっぱり金属かなあ。
ここをどう対策するかじんわりとした悩みだったけど、かじれなそうなプラ素材か金属で自分でつくろうと先日ハッと気が付いた。無ければつくるっていうのが以前は(離島に住んでいる時は)当たり前だったのに、本土でサバイバル精神が弱ってきた証拠か~。残念。
怪我をする確率が最も少なそうなブツでいきたいと思います。

 

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補強作業をしていると「ナニヲシテルト?」と見に来たシャルさん。

そう云えば先日、外作業を30分位して気になって中に様子を見に行くと、何と2階のベットで寝ていたようでバタバタと降りて来た。感動。
本当に少しずつ確実に1人でも落ち着いてきてくれてるな~と。

その後また外で作業に出て暫くして戻ったら、玄関マットにおしっこしていて立ちつくしていた。やっぱり1度目に見に入らなかったらそのまま2階で落ち着いてたのよねと反省。
大体(自分を安心させたくて)様子を見に戻ったりするのって失敗の事が多い。
他のコの時も。玄関から出て、でも気になって、ひっそりと庭から様子を見に行くと大体見つかって余計に興奮させてしまってたり。
彼らの状態がある程度まできてたら、きっぱりと信用する事も必要。

 

他犬へのガウ

シャルが家に来て3ヵ月の間に散歩の仕方で散々悩んで、ようやく一先ず落ち着いたのかなという状態です。今の所。
散歩の悩みは他犬へのガウ!、拾い食い、引っ張りをゼロにしたい、この3点でした。

預かり様のお宅では犬に囲まれた生活をしてきたシャルなので、散歩中に犬に出会っても私もあまり緊張なく側に寄せて当然の如く仲良くできてたのに、数日後から急に、犬を目視するとフセをして頑として待ち、近くに来るとアウ!と言いながら飛び付くようになった。リードを固定しているので近くにはいけないけれど、アウ!とすると相手犬もアウ!となるし、ガウガウの中を引っ張って退散する事多々。シャルの場合は多分、他犬が怖くてやっている訳ではなくて「遊ぶぞ!」等の興奮の類。でも相手犬にとっては急に遊ぶぞ!と言われても驚く。

そうこうしている内にある一定の雰囲気を醸し出す通りすがりの人(シャルの方を一瞬でも怖がるように見る、もしくはちょっと目に付く感じで意識を向ける男性や男児)にもガウ!と言うように。何でだろう?私の散歩の仕方がまずかったのかな?とか、自分を責め出すと余計に焦ります。

そうなってから他犬は取りあえず回避、回避。
あと口で「チッチッ」という音を立てた時にこちらを見て貰えるように「チッチッ」でオヤツをしばらく繰り返して、他犬を回避できない時などはそれで上手くスルー出来る事が少しずつ増えていきました。
今では小型犬相手だと例え相手犬がガウっていても殆どスルー、同サイズの犬でも相手によっては上手くご挨拶、苦手な犬(柴犬な事が多い)の時はスルー3:ガウ7という感じ。でもガウ!の時でも落ち着くのが早くなってきてる。

シャルの中では「犬とすれ違うとおやつ!」という思いがあるので、彼女に余裕のある時は犬が通り過ぎると私をウキウキと見上げ、もしくはガウしても過ぎ去った後に私を見上げ。。今はオヤツは減らしていってるので上手くスルーの時はニッコニコで褒めて、ガウの時は何もせず。
悩みの1つだった他犬とのすれ違いは、「狭い道で苦手な子」以外は私もうまくやり過ごせるようになってきた気がします。

この間のトレーニングでは向いてほしくない方向にシャルが集中し始めた時に「意識をそらす」事を教わりましたが、私の場合はチッチッを強化してみました。私のチッチッの音が小さくて(何故か大きく鳴らせない)どーしたものかと思っていたけれど、強化したらすごく小さな音でも反応してくれるように。
リードを引いたりしない方向でいきたいので、「チッチッで注目」は助かります。

拾い食いと引っ張りに関してはまた。

 

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のびーー。

 

成犬バンザイ

先日外(ガレージ)での用事があったのでシャルにコングを渡して外へ。ここ最近お留守番練習をまったくしてなかったので泣くか?と思ったけれど静か。何十分置きに様子を見に戻るとコングは食べ終えて大体玄関に居る模様。でもほとんど泣かないから、そこにいるのが分かっていればOKなのね~嬉しい発見。
今日も「ここにいるからね」と同じようにシャルに告げてガレージへ。暫くして戻ったら玄関全体になにやら散乱。思いもかけない場面って一瞬意味が分からず「。。。」となるもんです。が、なんて事はない、飾ってあったドライフラワーたちがばんらばらになっていただけ。分離不安でのパニックというよりも暇だったからやってたと云う感じかも。何にも言わず静かに片付けてたのに本犬イソイソとしてて可愛かった(追記:その後また外で作業をして戻ったら玄関には居なくてリビングで日向ぼっこ。繰り返すと慣れてくるもんだね~と感心)。
お留守番練習、またぼちぼちはじめよう。

そう云えばシャルさん。おすわり、まって、おいで、の基本がウチにきた当初から完璧でした。
例えば散歩帰り、玄関でまってねと告げて私が中に消えても絶対にそこで待ってるし、お風呂や他の状況でも必ず。外で興奮してると少し難しいけど家の中では完璧。すごいなあと思う。
預かりさまのお宅で身につけてきたと思うと、楽してるよな~私と思う。助かります。

いろんな意味で成犬好きの私。大人の犬の出来上がってきている個性が徐々に現れてくるのが面白過ぎるというのが理由の一番で、後はある意味楽だから。
出会って生活を始めていくのに「これはこうで、あれはああで」みたいな互いの雰囲気が早く伝わって、その分の時間がメンタルの関係性をつくっていくのに回せるというか。Ivyと暮らし始めた時に「いいなあ」と、目からウロコのように感じた事。viva成犬、viva雑種。

シャルと暮らして3ヵ月が経った。生活のカタチが段々出来上がって来て、互いに慣れてきて、シャルの個性の引き出しもぐんぐん開いてきて、ほんとうに面白い。春がきて夏になって、一緒に海に行くのが愉しみだな。

 

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お隣から度々いただいている百合。「フルナちゃんにね~」と今日も。
親バカでもいいけどフルナを花に例えると百合なんです。
何度訂正してもよく「フルナくん」と言われていたオトコマエだけど、フルナの凛とした個性は私にとっては百合のイメージ。
なのに自分で買うのは大体他の花で、いただいた時にだけ飾ってる百合だよね。
もう少しで2年だね。

 

初トレーニング

シャルさんの拾い食いと引っ張りをなくしていこうとして色々調べる内に私に混乱がやって来た。絶賛混乱中の飼い主の状態が案の定散歩中のシャルにもすぐに伝染して、余計に拾いまくるという悪循環。
これは(自分の状態が)まずい。。と思って、ドッグトレーナーさんのドアを初めて叩きました。
個人保護主さんのブログで紹介されていたトレーナーさんで、HPに載っていたご自身の愛犬こはくちゃんの表情を見て、シャルもこんな表情で暮らしていて欲しいな~と感じたのでご連絡をしてトレーニングをお願いしました。

お話を伺う時間から、外へ出て実践へ。
公園に行って色々教えていただきながら実際にやってみること数時間。

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ビフォー

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アフター。リードが思いっきりゆるんでます。

シャルを迎えた当初、散歩や暮らし方をこんな風にしようかなと思っていたスタイルがあってそれを実践してきて。でもふとこの線でいいのか?と不安になったり、今後預かりっこが家に来た時にシャルとその子への接し方がダブルスタンダードになるのでは?と考え込んでしまったり。

トレーナーさん曰く、飼い主とトレーニング方法の相性もあると。私は犬×トレーニング方法の相性が一番と思っていた所があって、それを伺ってそうか~と思った。
要は私が落ち着いた状態で進められるやり方。それがシャルにとってもベストなのかなと。
私とシャルの状況や個性を汲みとって教えていただけた事もありがたかったです。

犬との暮らしをしてきたけれど、自分が本当に犬の事を知っているのか?不安に感じてお願いしたトレーニング。
充実した時間と沢山のきっかけをいただきました。どうもありがとうございます。

スタートライン。(飼い主の)勉強はずっと続く♪

 

コング様

1日毎に、より穏やかな愉しい散歩時間になっていくのが嬉しい。
猫発見時や排泄の時以外は大体リードがたるんでいて、引っ張る時の姿勢が低い感じが本当に減ってきた。いつもの散歩コース限定だろうけど。
シャルは9k弱なので小型犬サイズですが四肢がながーいので立ちあがると16kの先代フルナよりも長い。だからなのか力がとっても強い。引っ張りが強かった時、リードを固定する為にずっと手が筋肉痛だったのを思うと感動的な位。すごいな、犬って。

お留守番対策にコングを買ってみた。
いつだったか買い物に出て15分で戻ったら玄関横のガラス破損防止に天井まで貼ってあったプラダンが全部食いちぎってあって、玄関ドアの桟も厚み半分位無くなって少し血がついていた。肉球を傷つけたのか、歯を痛くしたのか、体を調べたら何ともなくてホッとしたけど、こんなにパニックだったらガラスを割る勢いなのでは?と。割って怪我をするとか、逸走とか、考えただけで無理。
建築士の友人に相談して、ガラスの補強にアクリル板を設置するアドバイスを貰って先日材料を仕入れてきた。近々作業予定。
でもその前に、買ってきたコングに簡単に林檎を入れてあげてみたらかなり真剣なご様子。
鍵をかけて出掛けた振りをしてみるも外から泣き声も聞こえず、1分経って戻ってみたら玄関にすら居ない。そのままリビングでコングと共にいて「あ、居たの」的な感じに私を見た。今までは出ると同時に玄関で大騒ぎだったからびっくり。
今日も林檎をコングであげてみた。どうやって出してるのか?私には絶対無理だけど、時間を掛けて完食してました。
これは。。留守番が出来るようになるかもしれない手ごたえ。
食への興味が歴代の中でもダントツなシャルさん。ドライブクリアもおやつのお陰。

食いしん坊バンザイ。

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ちょっと遠出

少し前の暖かい日、思い立ってシャルを車に乗せて初めての場所へお散歩に行ってきた。引っ張りが大分落ち着いてきたので行ってみようかね~と。これまでは落ち着いた日々を重要視していたので散歩は大体決まった2コースのみ。遠出散歩は未経験。
初めての場所だし、自然の中だし。やっぱり興奮して引っ張り復活だったけれど、最初の頃だったらもっと興奮がすごかっただろうなあという感じでした。

 

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いつもの散歩でも恒例の鳥さん狙い。
飛んでる鳥は観察して、地面に降りている鳥は取りあえず狙います。
数メートルまで近づくも、いつも余裕で逃げられる。

 

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開けた芝生の場所で休憩オヤツだね~と座っていたら、フリーのわんこがやってきて互いにガウガウ。。小型犬は散歩中に挨拶したりスルーする余裕が出て来たけれど、同サイズの犬にはまだガウすること多々。リードが赤ピンク系の犬(女子?)へガウガウしている事が多いのは気のせいかな。

 

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ねえねえ シャルさん

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あいよ~♪
口角きゅっと上がったにっこりさん。

いつもよりぐんっと嬉しそうなこの表情をみたら、行ってよかった。
また行こうね。

春が待ち遠しいね。