ゆるりとフルナ

我犬フルナと共に過ごし、老犬介護について記す為に始めたブログ。その後保護犬の一時預かりを経て、2代目シャルとの生活が始まりました。

部屋着(迷子・逸走対策カラー)

 

友人が制作しているカラー。
私は「部屋着」と呼んでいる散歩用のカラーとは別で、万が一逸走や迷子になったりした時用に飼い主の連絡先のタグが縫い付けてある着けっぱなしのカラーです。友人曰く、散歩時にカラーやハーネスから犬が抜けてしまう事も考えて、いつも身に着けて欲しいカラーとの事です。

最初にIvyがウチに来た時に友人がそのカラーをプレゼントしてくれて、私の携帯番号でIvyにつけていました。トライアル中も身に着けてくれるように里親様にお願いして、正式譲渡の際に(その後も着替え用に何個か)里親さんから可愛くて安心だから、とご注文いただいてます。

私は通常のカラーやハーネスにつけるタグをシルバーで制作していて、シャルの在籍しているちばわんさんはダブルリード用にタグ2個の用意を言わているので、2つ制作して犬具につけています。そう云う通常のタグプラス、いつも身に着けるこのカラーがあると二重の安心だと思います。

ふかふかしてやわらかくて、いつも身に着ける犬の気持ちも考えられた可愛いカラーです。

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ちょっと分かり辛いけど、シャルが可愛かったので完全な親バカ写真。。

 

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写っていませんがタグが直接縫い付けてあります。

 

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シャルはピンク。Ivyはパープルのカラーでした。

いやはや、みんな可愛すぎ(預かりバカ&親バカ)♡。
このカラーいいなあと思われた方がいらしたら、こちらにコメント下さったら友人に伝えますね。

犬の心へまっしぐら

「犬の心へまっしぐら」アンジェロ・ヴァイラ
写真や言葉が好きでさかのぼって読んでいるドッグトレーナーさんのブログ、そちらで紹介されていたので読んでみた本。へー!ほー!と驚いたり、共感する内容が多くて、出会えてとてもよかったなと思った本でした。

私は先代を看取る際、それから見送った後から、犬の持っている能力や凄さを思い知りました。16年も離れず共に生活してきたのに、何で気がつかなかったのだろう?と後悔と感謝の気持ちを感じて、その後出会えた犬たちとはその様に接してきたつもりだけれど、この本を読んでまだまだ未知の世界が沢山あるような気がしました。
シャルとのこれからの生活が、お互いにより豊かになれるようなヒントが多くあった。

 

印象に残った事↓

・訓育と調教の違いのひとつ、時には注意を訓育者からそらす事。 
訓育の場合、目的は犬の注意を訓育者に向ける事ではない。目的は彼の潜在能力を開発することなのだ。真に考えるべきは犬の能力を適切に伸ばすには、訓育者に注意を向ける事を前提にした行動だけを上達させればいいのか?という事で、答えはもちろんNOである(P.192)。

・驚いたのはトゥーリッド・ルーガスの研究で食べ物を床にばらまくように投げて、それを犬たちが探し平らげる数分で犬のストレスが低下したというもの。床に投げた食べ物が犬にもたらす影響は、自分が勝手に抱いていた印象とまったく逆のイメージだった。

今回図書館で借りて読んだけど、飼い主にも犬にも優しいこの本は、この先ずっと手元に置いておきたいと思いました。

 

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こう寒いとストーブ犬、再び。

 

手作りご飯、万歳。

先代フルナさんの頃から手作り食にしています。
フルナが来て数カ月は普通にドッグフードをあげていて、経緯は忘れたけどこちらの本を読んで内容にとても納得したので早速やってみたら、目やにとかウンとか、あと体臭とかがあきらかに減った。手作りの良さを目の前で実感したので、それからずっと。
主に玄米(発芽させたりそのまま炊いたり)orたまに麺類・肉や魚・野菜・オイルや胡麻や海藻類etcで、煮込んだおじやでつくるのが殆ど。おじやは作りつけると簡単。

生食も気になってフルナはトライした事がありました。手羽をぶつ切りにしてお皿にドンとのせて出したら「わーい!めしめし♡」の勢いで食らい付くかと思いきや、ピタッと動きを止めて私を二度見。
フ「これ?」 私「うんうん、それ」 フ「生だけど。。」 私「犬達に評判いいらしいよ、試しにどうぞ」
フルナさん、口を歪めて何とか完食するも、数分後に全部。。だったので生は諦めて加熱食をあげてました。

シャルさんはトライアルの時は預かり様宅と同じフードをあげて、その後手作り食に移行。
食いしん坊万歳なシャルさんだからさぞかし喜ぶハズね、イヒヒ。なんて思ってたけど、お食い初めは割とあっさりと。でも次第に食べっぷり(食後の皿のなめっぷり)がよくなってきました。

フルナもだったけど、和犬だからかシャルも魚好き。
鰯を圧力鍋でやわらかくしたものや、サンマ(解凍のだけど)メインの時も、待ち切れずに後ろから不思議な声が聞こえてくる。

ご飯作り待ちの時はいつもこうしてソファーの背もたれに乗ってジーッと見てます。

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シャルさん、コワいよ。

 

作業完了

留守番時の安心対策で玄関ドア両サイドのガラス面を補強した。
一応強化ガラスっぽくてワイヤーも入っているけれど、昔の物なのでシャルの衝撃の与え方によっては割れるんじゃないかと不安だった。お留守番練習に向けてようやく作業。
友人にアドバイスを貰い、アクリル板をガラスの内側に置いて、その両サイドと下部を木で押さえました。

こんな感じ。

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友人から「厚さ5mmあったら絶対に安心!」と言われていたのに、ホームセンターでその価格に負けて結局4mmΦのアクリルを購入。ドライバーでビスを横の桟に打ち込んで固定。外が見えない方が落ち着くと思って、ガラスとアクリルの間に布を下げて目隠しに。

 

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以前15分程出た時にドア横の柱をここまでガジガジしてしまい、血がついてた所。
この木のササクレが肉球に刺さったら。。とか想像するとまたゾワゾワなので、何かいいアイテムは無かろうかとホームセンターを歩き回ったけど見当たらず。
プラスチックの類もガジガジして食べるだろうし、でも金属は歯が痛くなるだろうしと想像する。実際、恐らく過去の環境でのガジガジで歯先がすり減ってるように見えるから、悩み所ではあるけどやっぱり金属かなあ。
ここをどう対策するかじんわりとした悩みだったけど、かじれなそうなプラ素材か金属で自分でつくろうと先日ハッと気が付いた。無ければつくるっていうのが以前は(離島に住んでいる時は)当たり前だったのに、本土でサバイバル精神が弱ってきた証拠か~。残念。
怪我をする確率が最も少なそうなブツでいきたいと思います。

 

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補強作業をしていると「ナニヲシテルト?」と見に来たシャルさん。

そう云えば先日、外作業を30分位して気になって中に様子を見に行くと、何と2階のベットで寝ていたようでバタバタと降りて来た。感動。
本当に少しずつ確実に1人でも落ち着いてきてくれてるな~と。

その後また外で作業に出て暫くして戻ったら、玄関マットにおしっこしていて立ちつくしていた。やっぱり1度目に見に入らなかったらそのまま2階で落ち着いてたのよねと反省。
大体(自分を安心させたくて)様子を見に戻ったりするのって失敗の事が多い。
他のコの時も。玄関から出て、でも気になって、ひっそりと庭から様子を見に行くと大体見つかって余計に興奮させてしまってたり。
彼らの状態がある程度まできてたら、きっぱりと信用する事も必要。

 

他犬へのガウ

シャルが家に来て3ヵ月の間に散歩の仕方で散々悩んで、ようやく一先ず落ち着いたのかなという状態です。今の所。
散歩の悩みは他犬へのガウ!、拾い食い、引っ張りをゼロにしたい、この3点でした。

預かり様のお宅では犬に囲まれた生活をしてきたシャルなので、散歩中に犬に出会っても私もあまり緊張なく側に寄せて当然の如く仲良くできてたのに、数日後から急に、犬を目視するとフセをして頑として待ち、近くに来るとアウ!と言いながら飛び付くようになった。リードを固定しているので近くにはいけないけれど、アウ!とすると相手犬もアウ!となるし、ガウガウの中を引っ張って退散する事多々。シャルの場合は多分、他犬が怖くてやっている訳ではなくて「遊ぶぞ!」等の興奮の類。でも相手犬にとっては急に遊ぶぞ!と言われても驚く。

そうこうしている内にある一定の雰囲気を醸し出す通りすがりの人(シャルの方を一瞬でも怖がるように見る、もしくはちょっと目に付く感じで意識を向ける男性や男児)にもガウ!と言うように。何でだろう?私の散歩の仕方がまずかったのかな?とか、自分を責め出すと余計に焦ります。

そうなってから他犬は取りあえず回避、回避。
あと口で「チッチッ」という音を立てた時にこちらを見て貰えるように「チッチッ」でオヤツをしばらく繰り返して、他犬を回避できない時などはそれで上手くスルー出来る事が少しずつ増えていきました。
今では小型犬相手だと例え相手犬がガウっていても殆どスルー、同サイズの犬でも相手によっては上手くご挨拶、苦手な犬(柴犬な事が多い)の時はスルー3:ガウ7という感じ。でもガウ!の時でも落ち着くのが早くなってきてる。

シャルの中では「犬とすれ違うとおやつ!」という思いがあるので、彼女に余裕のある時は犬が通り過ぎると私をウキウキと見上げ、もしくはガウしても過ぎ去った後に私を見上げ。。今はオヤツは減らしていってるので上手くスルーの時はニッコニコで褒めて、ガウの時は何もせず。
悩みの1つだった他犬とのすれ違いは、「狭い道で苦手な子」以外は私もうまくやり過ごせるようになってきた気がします。

この間のトレーニングでは向いてほしくない方向にシャルが集中し始めた時に「意識をそらす」事を教わりましたが、私の場合はチッチッを強化してみました。私のチッチッの音が小さくて(何故か大きく鳴らせない)どーしたものかと思っていたけれど、強化したらすごく小さな音でも反応してくれるように。
リードを引いたりしない方向でいきたいので、「チッチッで注目」は助かります。

拾い食いと引っ張りに関してはまた。

 

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のびーー。

 

成犬バンザイ

先日外(ガレージ)での用事があったのでシャルにコングを渡して外へ。ここ最近お留守番練習をまったくしてなかったので泣くか?と思ったけれど静か。何十分置きに様子を見に戻るとコングは食べ終えて大体玄関に居る模様。でもほとんど泣かないから、そこにいるのが分かっていればOKなのね~嬉しい発見。
今日も「ここにいるからね」と同じようにシャルに告げてガレージへ。暫くして戻ったら玄関全体になにやら散乱。思いもかけない場面って一瞬意味が分からず「。。。」となるもんです。が、なんて事はない、飾ってあったドライフラワーたちがばんらばらになっていただけ。分離不安でのパニックというよりも暇だったからやってたと云う感じかも。何にも言わず静かに片付けてたのに本犬イソイソとしてて可愛かった(追記:その後また外で作業をして戻ったら玄関には居なくてリビングで日向ぼっこ。繰り返すと慣れてくるもんだね~と感心)。
お留守番練習、またぼちぼちはじめよう。

そう云えばシャルさん。おすわり、まって、おいで、の基本がウチにきた当初から完璧でした。
例えば散歩帰り、玄関でまってねと告げて私が中に消えても絶対にそこで待ってるし、お風呂や他の状況でも必ず。外で興奮してると少し難しいけど家の中では完璧。すごいなあと思う。
預かりさまのお宅で身につけてきたと思うと、楽してるよな~私と思う。助かります。

いろんな意味で成犬好きの私。大人の犬の出来上がってきている個性が徐々に現れてくるのが面白過ぎるというのが理由の一番で、後はある意味楽だから。
出会って生活を始めていくのに「これはこうで、あれはああで」みたいな互いの雰囲気が早く伝わって、その分の時間がメンタルの関係性をつくっていくのに回せるというか。Ivyと暮らし始めた時に「いいなあ」と、目からウロコのように感じた事。viva成犬、viva雑種。

シャルと暮らして3ヵ月が経った。生活のカタチが段々出来上がって来て、互いに慣れてきて、シャルの個性の引き出しもぐんぐん開いてきて、ほんとうに面白い。春がきて夏になって、一緒に海に行くのが愉しみだな。

 

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お隣から度々いただいている百合。「フルナちゃんにね~」と今日も。
親バカでもいいけどフルナを花に例えると百合なんです。
何度訂正してもよく「フルナくん」と言われていたオトコマエだけど、フルナの凛とした個性は私にとっては百合のイメージ。
なのに自分で買うのは大体他の花で、いただいた時にだけ飾ってる百合だよね。
もう少しで2年だね。