シャルさん復活。
シャルの具合が悪くなった。
ちょうど週1の同伴出勤の日の午後、お店で急に嘔吐して1時間後には下痢も始まって次第に水のような下痢になって。
閉店後家に帰っても落ち着かず大体3時間おきの下痢と、もっと間隔の短い嘔吐が続く。胃の中は空っぽなので黄色の液を絞り出すような音とともに出すのが苦しそうで、夜中には血便も始まった。
出来るのは暖かくして、背骨にそってマッサージする事くらい。
脱水が気になってきたので犬用ポカリをつくってひと匙差し出したら自分から飲んだけれど30分後にはやはり嘔吐&下痢になるからその後は水分を与えるのを止めた。
嘔吐下痢のダブルだと水分が悩ましい。。
そんなこんなで朝を迎えたので9時過ぎに獣医さんへ。
ありがたい事に熱がないので、取り敢えず輸液と抗菌剤と下痢止めの注射をして貰って、今後嘔吐が止まれば飲み薬でいってみましょうとの事だった。症状が続くようなら病気の可能性もあるから血液検査した方がいいとの事。
家に戻って祈る気持ちで見守っていたら、その後1度軽い下痢と少しの嘔吐はあったけど久し振りに落ち着いた様子で眠り始めたその表情に少し安堵。
夕方になってご飯を用意していたら起き出してきて台所の扉の前で催促の声が聞こえたので更にホッと。消化の良さそうなおじやにした。
鶏胸をミンチ状にしてキャベツも細かく刻んで、通常の半量の発芽玄米を煮込む。いつもはそのまま与える大根おろしも火を通して、リンゴのすり下ろしをのっけてハイどうぞ。
右下のは下痢止めのお薬。
パクパク食べてお皿もきれいになめて普通にご馳走様。
それから飼い主は時計とにらめっこ。1時間経ち、2時間経ち、3時間。。吐かない!下痢も止まった。
翌朝には散歩だ散歩♪と部屋をルンルンで歩きすっかり元気になった。
でも1日半、辛い時間だったね~シャル。
結局原因が分からない。
獣医さんは「拾い食いやいつもと変わったことしましたか?」と言われていたけど、全くと言っていい位に思い当たるふしがなく。
でも何か原因がある筈だから、ごめんね。
先月父の看取りをして、シャルの具合が悪くなったのがちょうど月命日だった。
亡くなる前は家族と共に病院に1週間詰めていたので、シャルは友人のお宅とペットホテルにお願いしていました。友人宅には猫さんもいるので、散歩時猫を見つけると大興奮のシャルが追っかけたりしないか心配だったけど結構大丈夫だったようで。
ペットホテルでも私がいる間はすごく泣いていたので、後ろ髪引かれる思いを断ち切る様に立ち去って数時間後、「みんな(他のワンコたち)にご挨拶してから落ち着いて過ごしています♪」とのご報告と写真が届いて、どひゃ~と肩のチカラが抜けたのでした。
預かってくれた友人宅では、まるで家のコのようにニコニコ顔で幸せに過ごさせて貰って、友人曰く「適応力が高いと思う」と。
本当に。飼い主としてはちょっと意外なくらいだった。
安心してシャルを預けられたので家族の事に集中できる。
心配症の自分にとっては本当に有り難いことだった。
ちなみにペットホテルは酒々井のLuanaさん。シャルは以前にも爪切りでお邪魔してた。ケージインのホテルではなくてフリーか個室、夜もスタッフがいてくれるのでまだ分離不安のシャルとしてはありがたいです。
共に暮らしてまだ1年ちょっと。知らない面もまだまだあるなあと思う。
復活した朝。散歩に行こうとはしゃぐ犬。
治りました♪
お留守番、1時間。
シャルのお留守番練習。本日壁に感じていた1時間を超えた。
冷凍コングを渡して外出、40分程で戻ったけれど泣いていなかったので近くで息をひそめて待つ。
鼻鳴きはたまに微かに聴こえて来るものの、パニックのパオーン鳴きは無かったのでそのままにしていたら1時間超え。いつも外出時にストップウォッチをかけていくのだけれど1時間超えた喜びに思わずスクリーンショットを撮りました。
家のドアを開けたらそこに居たけど破壊行動は無いし表情も余裕がある。
秒単位から始まった留守番練習を思うと感動的。
トライアルの時に預かり様が「シャルの分離不安は治るかもしれないし、治らないかもしれない」と言われて、状況を軽く考えてはいなかったけれど、どこか「治るはず」と感じていた。でもシャルのパニックっぽい様子を見ては度々不安に感じたりもして。
「留守番が出来る」とはシャルが落ち着いて待っていられる事を目指していて、ケージインの留守番とは別の話。
シャルの過去にあったと聞いているケージインでの留守番が彼女の分離不安を拗らせたと思っているし、そもそも「犬が落ち着く場所が必要だから」と云うケージ閉じ込めは私は好きではなくて、だったら扉を開けて置いておけばいい話で。人間側の都合を犬の為とすり替える感じが気持ちよくないなあと以前から感じていた部分。
預かり様の所では人が居なくなっても先住犬達がいるからか全くパニックは無かったと聞いていて、なので最終手段は誰かを飼う事と思っていた。でもあまりにギャンブル過ぎるし、相性によっては互いに可哀想な状況の可能性も多々ある。なので数年しても状況が改善されない場合の最後の砦。
でも1年でここまで来た。
シャルすごく頑張ってます。本当に。嬉しいな。
どうもありがとうね。
1年が経った。
スーパームーンの今日、こちらは曇天でお月さまは拝めませんでした。月好きとしては残念。
ですが。今日はシャルがうちに来て1年が経った日。
トライアル開始の日、車酔いでレロレロなシャルが預り様に抱っこされて入ってきた時の事を思うと不思議な感じがする。部屋に入ってトコトコ歩いて、おもむろにうんちを沢山したのだった。笑。そしてお話してる間、知らない場所なのに横倒しになってクーカー寝るという大きな器に驚いたのも印象的。ロングドライブで疲れたんだよね。
シャルを保護していただいた預り様には今もこれからも感謝の思いです。
1年があっという間な気もするけれど、シャルと私の今を思うと、日々重ねた時間を感じられる。
犬と長く一緒にいると互いの決め事みたいなことが増えてくる。
先代とは、散歩の時にある表情で彼女が私を見上げたら一緒にする仕草みたいなのがあって、あの感じや光景を思うとあたたかな気持ちになる。
そう云う互いだけの小さな決まり事って時間がつくっていくモノのような気がするから、シャルともここ最近少しずつそれが出来始めた感じが嬉しい。
分離不安もかなり落ち着いてきた感じはあるし、爪切りだって(切る私も)相当慣れてきた。散歩時の引っ張りだって最初の頃の腕がちぎれんばかりの状態を思うと最早違う犬の様。
犬ってすごいですね。
お天気だった昨日、記念に何処かに行こうか?と思っていた所、お友達が「ドコノコ」で神社でお散歩しているを見て、行きたいと思って行けず仕舞いだった近くの神社へ。
七五三なんですね~。夕方だから殆ど参拝客はいなかった。
お参りして大杉さんにご挨拶。
こちらの神社は、何かあったり何も無かったりしても定期的に来ていた場所。
久し振りに来れてよかった。
お祝いご飯はイワシバーグ、白米、小松菜、人参すり下ろし、ゴマ、オイル。
イワシをツミレにして焼いたのだけど、家のフープロはお安めのを買ったので少々骨が。。なので折角ハンバーグにしたのに骨チェックで小間切れに。
しかしツミレなんて人生初調理な気がするわ。
本犬は魚好き故、食べれれば形状なんて!と言って頂けてるような食べっぷりで、こちらこそどうもありがとう。
1年経っても甘えん坊の重い愛は変わらない。
かわいいシャル。
ウチに来てくれてありがとう。これからも一緒にね。
誕生日企画。
お天気の良さそうな日を狙って養老渓谷へ。
ルルちゃん(Ivy)の里親さんからいただいている近況の中に最近「養老渓谷に行ってきました~」のご報告があって、ウチも行こう!と。ルルちゃん、那須の茶臼岳にも登ったようで、沖縄生まれでも水は苦手な山ガールのようです。
片道2時間。千葉は広い。
町営の駐車場へ停めて歩くこと数分、渓流に到着。
シャルさん、ザバザバと流れに入って行くことはせず乾いた道を歩きたいタイプだった。
途中の滝で記念撮影。
飛び石も問題なく。
お鼻、広がってますね。
紅葉の始まりを見つけた。シーズンにはすごい人出のようですね。
金神の滝まで足を延ばして、3時間。アップダウンをみっちり歩いた。
疲れ知らずのシャルとしばらく筋肉痛の私。
犬と共に自然の中を歩けるのは犬飼いの喜びです。
数日後に迎えた誕生日。
鶏挽きバーグに旗を3本立てて、召し上がれ~。
ずっと元気で穏やかでいたいね。
秋のお出掛け
きっと気付けば冬真っ只中になって、寒くてお出掛けには向かない日々がやって来る。夏は飼い主が色々で自然の中に連れていくことが出来なかったから後ろめたさ満載で。
そうかと思えば雨ばっかりが続いた中、ピカッと晴れて暑いくらいの日、何はともあれ「出掛けよう!」
行ったことがない場所に行ってみたくて芝山エコアグリパークなる場所へ。
The 里山でした。
道は開けているけど、ほぼそのままな感じ。
どう歩いていいか方向もわからず。ここさっき通ったよね?と迷いながら結構めちゃくちゃに歩いた1時間。
どーですか?色んな匂いがしそうですね。
何かいますか?
アッチモキニナル。
コッチハドウダ。
数日前に数カ月ぶりの入浴を済ませてふっかふかになったけど、四肢にも首にも尻尾にも、色々付いてきますね。
だーれもいな過ぎて、此処でもし人と会ってしまったら困る位だった。
もうすぐ初めてウチで迎えるシャルの誕生日(仮定)。
ドコいこか、ナニたべよか。
同伴出勤
飼い主の仕事の展示会でシャル同伴で出勤中。
展示会のタイトルが「月夜の宙を見上げたら」なので、ギャラリーオーナーとヤラセの撮影に挑む。
「月夜の宙を見上げてる犬」 出演:ギャラリーのワンコ牛若丸とシャル
月に見立てたお皿の向こうにトリーツ仕込んでいたのでシャルさん思わずペロッと。
撮影はあっさりと完了したのでお二方はすぐにオヤツゲットでした。
以前から週1で仕事に入っていたギャラリーショップ。私がシャルを飼って彼女がお留守番が出来ない事、そして仔犬時代に噛まれた経験から犬が怖い牛若さんの犬慣れのいい機会でもあると同伴を勧めて下さった。
ので展示会中以外もシャル同伴で出勤しています。
不特定なお客様が出入りするショップに適応できるだろうか?吠えて迷惑にならないか?シャルに過度なストレスにならないか?と飼い主かなりビビりながらスタートした同伴。
結果思ったよりもスムーズに、女性のお客さんだと初見でも「連れて帰れますね」って位の甘えっぷりも。今ではここはいろんな人が入ってくる所だと思っている様で、私が側にいれば割とリラックスしてカウンター内でカーカー寝てる。
男性のお客さんがグイッと来たり、私が離れてる時間が少し長めだったりすると泣いたり吠えてしまうこともあるけれど、そういうストレスを加味しても、家仕事の私だけとの生活は彼女が元々持っている社会性(いい面)がどんどん落ちていってしまうような気がしていたから、週1の出勤はとっても有り難い機会と思う。
今日は出勤直後に店頭で撮影してみた。
ちょっと撮影しようか、なんて事を思いつく心の余裕が出てきたなあ自分と思った。
爪切りできた。
ここ最近の日中の定位置。
手前の部屋が仕事場で、北側のこの場所はリビングよりも涼しのか気に入った様子。同時に飼い主の動向もチェック可能なのでコリャイイ!と思ったかどうか?
用事で立ち上がるともれなくチェックしてる様子。
シャルの分離不安の仕草をみても、以前より自分の中にあまり深く留め過ぎないように気をつけてます。
年単位で治していけたら御の字。というか、いつかきっと彼女が不安なく留守番出来る日が来ると信じつつ。
朝仕込んだお留守番練習用冷凍コングを出してきたら小躍りするってどうなのよ。笑
飼い主の心犬知らず。
飛び上がって回転しながら喜んで、この顔。
真剣ですね。
最近は短い時間でもいいから気負わず頻繁に出て行くようにしています。
今のところ破壊行動はなし。
嬉しいことが今日ありました。
爪切りが出来た!
後ろ足は問題なしだけど前足の爪切りは嫌がるのでトリミングサロンや獣医さんで切ってもらっていて、家ではクリッカートレーニングで爪切りを受け入れられる様に進めていました。
私の手の平に自分から前足を乗せてくれたらクリッカー、爪切りを側において同様に乗せてくれたらクリッカー、私が爪切りを手にしても同様にしたらクリッカー、爪切りを爪にコンコンと当てても平気にしてたらクリッカー。の様に、その都度の行動が平気に出来るまで地味~に。
で、シャルは段々慣れてきてあれ?これ切れそう?となってからは、自分の爪切り苦手意識があってパチン!とするのが怖くて踏ん切りが付かない事数回。
本日前足の爪を3本カット。本犬まあまあ平気な感じ。
嬉しかった。
シャルさんってばなんてすごいんでしょ!あんなに苦手だったのに偉いよな~と感心します。
後は私の苦手意識を克服しないと。
そういえば先月トリミングサロンでの爪切りの様子を見ていても以前よりも格段に落ち着いていたのだった。
首をまわすとガラス越しに彼女から私が見えるのだけど、時折振り向いて私を見るその表情が、「助けて!」ではなく「そこにいるね。」のようだった。
自信と云うか落ち着きと云うか、シャル自身もシャルと私の関係性も、また変化したのを目にしたようで、これもすごく嬉しいコトだった。
きっと留守番もこんな風に受け入れ変化していくのかもね。